春の日差しに包まれた桃の里の村。おばあさんが川へ洗濯にやってくると、大きな桃が流れてきて、中から赤ん坊が生まれます。桃太郎と名付けられた男の子は、たくましく成長していきますが、力が入りすぎたり動物の言葉を理解できることから「ばけものだ」と罵られ、人と違うことに思い悩むことに。

ある日、村を襲う鬼を退治しに出かけた桃太郎は、鬼の一族がなぜ島へ追いやられたのか真相を知り…。

誰もが知る「桃太郎」を新しい視点から描いた心温まる物語。

子どもたち、総勢34名が創り出す本公演。ダブルキャスト、両チームの個性が輝く2ステージです。子どもたちの姿と優しい物語に、自然と涙がこぼれてきます。